方針
を基準にして , , と置く。4点が同一平面上にないため は一次独立である。平行四辺形条件を対角線の中点一致、すなわち に直し、係数比較で4つの比をそろえる。
解答
(1)
位置ベクトルをとする。4点 は同一平面上にないので、 は一次独立である。
点がそれぞれの線分上にあることと、与えられた比から と表せる。ここで はいずれも 以上 以下である。 が平行四辺形であるから、対角線 と の中点は一致する。したがってである。代入すると となる。 は一次独立なので係数を比較でき、 を得る。第2式は を意味するから である。
(2)
共通の値を とする。 である。平行四辺形の対角線の交点を とすると、対角線の中点であるからである。
線分 の中点を 、線分 の中点を とするとである。よってとなる。 だから、 は と を結ぶ線分上にある。すなわち、平行四辺形 の対角線の交点は、線分 , のそれぞれの中点を結ぶ線分上にある。
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別解
解法2(向かい合う辺ベクトルを比較する)
方針
平行四辺形条件を と書く。
の係数比較で比をそろえ、その共通値から対角線交点を中点間の内分点として表す。
解答
(1) とする。
4点が同一平面上にないので3ベクトルは一次独立である。与えられた比から平行四辺形の向かい合う辺より両辺を代入して係数を比較するとよって である。
(2)
対角線交点を 、 の中点を とすると なので は線分 上にある。
総評
空間ベクトルの係数比較問題。目安時間は15分。同一平面上にないという条件は、 の一次独立性を保証するために使う。平行四辺形条件は対角線の中点一致で処理するのが最も自然で、最後に共通比 が であることを添えると「線分上」であることまで明確に示せる。
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