方針
直角の頂点を原点、2辺を座標軸に取る。辺 上の点を1変数で表し、4本の垂線の方程式から を求める。一直線条件と台形の面積条件を成分で処理する。
解答
とおく。ただし である。点 をと表す。
辺 の傾きは だから、それに垂直な直線の傾きは である。点 から への垂線は 、点 から への垂線は である。したがって(1)
と書くとよって と は平行であり、 は一直線上にある。
(2)
はともに と垂直であり台形の平行な2辺は 、その間の距離は である。面積条件は整理すると なのでこのときしたがって、一組の向かい合う辺が平行かつ等しく、しかも である。ゆえに台形 は長方形である。
点 は同一直線上に並ぶ
別解
解法2(辺 を水平に置く)
方針
辺 を水平に置くと、半直線 は鉛直になる。直角条件を1本の式にし、 の高さを求める。面積条件から2本の高さがともに三角形の高さと一致することを示す。
解答
とおく。ただし である。 だからまた とおく。
はそれぞれ直線 である。、 を使うと(1)
線分 上で横座標が となる点の縦座標はこれは点 である。よって は一直線上にある。
(2)
台形の面積が三角形の2倍である条件はしたがってすなわちここでだから、 より である。ゆえに となる。このときよって であり、両者は に垂直であるから、台形 は長方形である。
総評
2通りの座標設定で、一直線条件と面積条件を処理する直角三角形の問題。目安時間は24分。端点を含む一直線条件も成分式で処理し、面積条件から必要十分な位置と長方形であることまで確認した。