方針
大タイルを 枚、小タイルを 枚使ったとして、面積と総枚数から 、 を得る。3×6長方形の中央を通る横線はどの2×2タイルとも交わり、互いに重ならない長さ2の区間を作るので と分かる。 が実際に敷けることを確かめ、各場合の取り出し順を二項係数で数える。
解答
大きいタイルを 枚、小さいタイルを 枚使うとする。面積と総枚数からである。したがってを得る。
次に大きいタイルの上限を調べる。縦3の長方形内にある縦幅2のタイルは、中央の横線と必ず交わる。その交わりは長さ2の区間であり、異なる大タイルから生じる区間は重ならない。横幅は6だからであり、 である。一方、 は、大タイルを横に並べ、残りを小タイルで埋めれば実現できる。
したがって に対応して だけが可能である。 のとき、 回のうち大タイルが出る回を 回選べばよいから、その確率はである。よって求める確率はである。
別解
解法2:回数nから逆算
方針
総面積18と総枚数 を先に固定し、大タイル枚数 と小タイル枚数 を連立方程式から の式で求める。非負整数条件と、大タイルが中央線上で占める長さから得る を合わせて、可能な を直接絞る。確率は の の係数として一括して読み取る。
解答
大タイル枚数を 、小タイル枚数を とすればだからである。大タイルは中央の横線上に互いに重ならない長さ2の区間を占めるから であり、 は非負整数なのでだけが残る。各組は大タイルを横に並べ、残りを1×1で埋めれば実現する。
の の係数は、大タイルがちょうど 枚出る確率である。表の4組を代入してを得る。
総評
難度6、計算量5で、目安は25分。面積条件だけなら も候補になるため、縦3の長方形には2×2タイルを4枚置けない幾何的理由が必須である。中央の横線上に各大タイルが長さ2を占めると見ると、上限3枚を短く厳密に示せる。確率部分では、大タイルの位置を で選び、残る回がすべて小タイルであることを指数に反映する。可能な枚数だけを列挙して配置可能性を確認するのが採点上の要点である。