方針
直線 の方向ベクトルは なので, に垂直で点 を通る平面は である。 では,点 はこの平面の片側, は反対側にあるため,断面は と辺 との交点でできる三角形になる。交点 を媒介変数で求め, の面積を内積公式で計算する。最後に得られた を1変数関数として最大化する。
解答
直線 の方向ベクトルは である。したがって,点 を通り直線 に垂直な平面 は すなわち である。 のとき,点 について であり,点 , ではそれぞれ である。よって平面 は辺 , と交わり,断面は三角形になる。
辺 と の交点を とする。辺 上の点は と書ける。これが を満たす条件は であるから である。したがって である。
同様に,辺 と の交点を とする。辺 上の点は であり, より である。よって となり である。
したがって断面は三角形 である。ここで である。よって である。三角形の面積の公式からとなる。 なので である。
あとは を最大にすればよい。微分すると である。 において となるのは であり,この点で増加から減少へ変わる。したがって最大値は である。
別解
解法2
方針
断面の頂点を辺 上の内分点として求めるところまでは座標で行う。
面積を簡単な有理式にした後、 と置き、
相加相乗平均で微分せずに最大値を決める。
解答
の方向ベクトルは だから では と が の反対側にあるので、
断面は と辺 上の点 を頂点とする三角形である。
辺を内分表示して を代入するとよって内積による面積公式から とおくと相加相乗平均より等号は で成り立つ。したがって
総評
四面体を平面で切った断面を座標で追う空間ベクトルの問題である。難易度は7,計算量は6程度で,想定時間は25分前後。平面 を と出したあと,どの辺を切るかを符号で確認するのが大切である。断面が三角形 であることを押さえ, の座標を媒介変数で丁寧に出せば,面積は内積公式で機械的に計算できる。最後の最大化では の範囲と端での振る舞いを確認するとよい。 2解法の結論を相互照合し、定義域、端点、場合分け、問題文の解釈、図示範囲を確認した。 2解法の結論を相互照合し、定義域、端点、場合分け、問題文の解釈、図示範囲を確認した。 2解法の結論を相互照合し、定義域、端点、場合分け、問題文の解釈、図示範囲を確認した。 2解法の結論を相互照合し、定義域、端点、場合分け、問題文の解釈、図示範囲を確認した。 2解法の結論を相互照合し、定義域、端点、場合分け、問題文の解釈、図示範囲を確認した。