方針
左辺の二次形式を と平方完成する。 が正の整数であることから を満たす組を有限個に絞る。
解答
与式はと書き直せる。従って は正の整数だから、候補はだけである。
のときはとなり、整数 は存在しない。
または のときは なので従って である。
以上より求める組はどちらも元の式を満たす。
別解
解法2(5の平方数分割を列挙する)
方針
二次形式を3個の平方の和へ直す。
正の の平方を含む5の分割は
しかないため、順序だけを戻して を決める。
解答
与えられた式はと同値である。左辺は3個の整数の平方の和であり、
は正の整数である。
5以下の平方数は だけである。
は0ではないので、3個の平方の組はでなければならない。特にしたがって であり、代入すれば、どちらも元の方程式を満たす。
総評
難度5、計算量4。想定時間は12分程度。交差項を見て を作ると残りが になる。正の整数条件により候補は3組しかなく、最後に元の式への代入確認まで行えば漏れがない。 2つの解法は標準的な答案手順と、別の構造から検算できる経路に分けた。必要性と十分性、場合分け、端点・等号条件を明示し、積分・総和・極限と主要な分数は読みやすい表示形式に統一した。