方針
平面に関する対称点は,点から平面へ下ろした垂線の足を中点として求める。まず を通る平面の法線ベクトルを, と に垂直なベクトルとして見つける。この平面は と簡単に表せるので,点 から法線方向に進んで平面との交点 を求め, が の中点であることから を出す。
解答
である。ベクトル は を満たすので,平面 の法線ベクトルにとれる。点 を通るから,平面の方程式は すなわち である。
点 からこの平面へ下ろした垂線は,法線方向 を用いて と表せる。平面との交点を とすると だから である。したがって である。
点 は と平面 に関して対称であり, は線分 の中点である。よって である。したがって である。
別解
解法2
方針
平面の法線ベクトルを求め,点と平面の符号付き距離に相当する係数を用いて,点 を法線方向へ直接反射する。
解答
であり, は両方に垂直である。よって平面 の方程式は,点 を通ることからである。
一般に平面 に関する点 の反射点 はで与えられる。ここでは , であり,だからしたがって求める点は である。
総評
平面の法線を見つければ一気に進む標準的な空間ベクトル問題である。目安は15分程度。平面方程式が と簡単になるので,垂線のパラメータ計算では符号を丁寧に追うこと。中点関係 を最後に使うため,垂線の足 と反射点 を混同しないことが重要である。