(1) 点 (1,2) を通り傾き a の直線は y=a(x−1)+2=ax−a+2 である。放物線 y=x2 との交点の x 座標は x2=ax−a+2 すなわち x2−ax+a−2=0 の解である。この2解を α,β α<β とする。
判別式を D とすると D=a2−4(a−2)=a2−4a+8=(a−2)2+4 である。したがって β−α=D である。 α≦x≦β では直線が放物線の上にあるので,囲まれる面積はS(a)=∫αβ{a(x−1)+2−x2}dxである。ここで a(x−1)+2−x2=−(x2−ax+a−2)=−(x−α)(x−β)=(x−α)(β−x) だからS(a)=∫αβ(x−α)(β−x)dxとなる。u=x−α とおくと,積分区間は 0≦u≦β−α であり,S(a)=∫0β−αu(β−α−u)du=6(β−α)3=6D3/2である。
よって S(a) を最小にするには D を最小にすればよい。0≦a≦6 において D=(a−2)2+4 は a=2 で最小となる。したがって求める値は a=2 である。
(2) BC=x とおく。角の二等分線の定理より BD:DC=AB:AC=2:1 であるから BD=32x である。条件 AD=BD より AD=32x である。
角の二等分線の長さの公式を用いると,AB=2,AC=1 なのでAD2=AB⋅AC{1−(AB+AC)2BC2}=2(1−9x2)である。一方,AD=2x/3 だから AD2=94x2 である。よって 94x2=2(1−9x2) となり,整理して 4x2=18−2x2,6x2=18 より x2=3 を得る。
次に余弦定理よりcosA=2⋅AB⋅ACAB2+AC2−BC2=2⋅2⋅14+1−3=21である。したがって 0<A<π より sinA=23 である。
ゆえに △ABC の面積は21⋅AB⋅AC⋅sinA=21⋅2⋅1⋅23=23である。
角の二等分線と辺の比
AD は ∠BAC の二等分線。条件 AD=BD が辺長を決める。