方針
辺 の中点 を原点に置き, を と対称に表す。すると, から へのベクトルと, から へのベクトルが符号違いで書けるので,2つの垂直条件の差から を得る。さらに から を得て,この2式を合わせて が , の両方に垂直であることを示す。
解答
辺 の中点を とする。 を原点にとり, とおく。また とおく。
まず, よりであるから である。すなわちである。
同様に, よりだから である。すなわちである。
この2式を引くと となるので を得る。
一方, である。ここでだから である。すなわち である。
以上の2式 を足し引きすると を得る。
これは, の方向ベクトルである が,平面 上の2本の直線 , の方向にともに垂直であることを意味する。四面体は退化していないので, は一直線上にはなく, と は平面 の2つの異なる方向を与える。
したがって, は平面 に垂直である。すなわち,頂点 ,頂点 ,辺 の中点 を通る平面は,辺 と直交する。
辺 と平面
は の中点。 と を示せばよい。
総評
目安時間は18分前後。中点を原点に置いて を対称に表すと,2つの直角条件が和差で処理できる。採点上は, と を内積式に直し,そこから を出す部分が中心である。最後に,1本の直線が平面内の2つの独立な方向に垂直なら平面に垂直である,という結論まで明確に書くとよい。