方針
解の平均から正三角形の中心を求め、中心から各頂点へのベクトルを と表す。係数比較と辺長条件から を決める。
解答
3解を とすると正三角形の重心は中心でもあるから、その中心は複素数 で表される。 を満たす1でない複素数 を取る。中心から3頂点への複素数をと書けば、3解はしたがって方程式はもとの式と係数を比べて辺長はであり、これが に等しいので である。よって だからこのときしたがって3解は を代入すると
別解
解法2(平行移動して3次式を簡単にする方法)
方針
と平行移動して2次項を消す。中心が原点の正三角形の3頂点は120度回転で入れ替わるため、 の1次項が消えることを使う。
解答
とおく。もとの方程式は 平面で正三角形の中心は解の平均 だから、 平面では3解の中心は原点である。中心が原点の正三角形の頂点はと表せる。この3数の2つずつの積の和はしたがって(1)の の係数は0であり、よって(1)は正三角形の中心から頂点までの距離は、一辺の長さの 倍だから一方、 なのでこれを解くとさらに の3解からを得る。
総評
難度6、計算量5。目安時間は25分。解の和は正三角形の中心を与え、2次項を消す平行移動 と一致する。中心から頂点までの距離は一辺の 倍なので である。最後に の符号を分け、 と3解が相異なることを確認する。