方針
と を使う。条件から はともに に垂直なので、残る2方向の成分だけで内積を計算する。
解答
とおく。4本はすべて単位ベクトルである。またそこでとおくと、 は単位ベクトルである。
条件からさらによって に垂直な共通方向の単位ベクトルを とすれば、向きを適切に選んでと書ける。
なら2方向の内積がどちらも負になり、 に反する。したがって で、平方根を移項して平方すると であるから
別解
解法2(座標を対称に設定する方法)
方針
を 軸について対称に置く。内積条件を引き算すると の 成分が0となり、残りは 平面内の2次元計算になる。
解答
座標軸を適切に選び、とおく。どちらも単位ベクトルで、内積は である。 とする。の2式を引くと 、加えるとよって座標軸の向きを選び直してとしてよい。
同様に についてから より と を同時に満たすには でなければならない。したがってこれを解き、正の根を取ると
総評
難度6、計算量5。目安時間は25分。条件の対称性から と を選ぶと、4本のベクトルが実質2次元に落ちる。座標解法では を対称に置くことで同じ構造が見える。垂直成分の符号は から決め、平方前の右辺が正であることを確認してから正の根を採る。