方針
辺上の点を とおく。平面が原点を通るので, が同一平面上にある条件は が の一次結合で表されることと考えればよく,ここから が出る。さらに となるため四角形 は平行四辺形である。面積は隣り合う2辺 の長さと内積から で求め, の2次式を最小化する。
解答
点 は辺 上にあり,点 は辺 上にあるので とおける。ただし である。
平面が を通るので, が同一平面上にあることは, が の一次結合で表されることと同値である。すなわち,ある実数 があって となればよい。座標で書くと である。第1,第2座標から となるので,第3座標より である。したがって である。
このとき である。よって四角形 は平行四辺形である。
隣り合う辺を と見る。平行四辺形の面積 についてである。ここでだからである。
この2次式は である。したがって最小となるのは のときであり,このとき である。よって であり,最小値は である。
別解
解法2(平面方程式と対角線の外積を使う)
方針
4点を含む平面を原点を通る一般形で表し,辺 との交点条件から の高さの和を求める。四角形は平行四辺形になるので,2本の対角線の外積の半分として面積を計算し,平方完成する。
解答
とおく。4点を含む平面は を通るのでと書ける。 を代入するとである。最初の2式を最後の式へ代入して を得る。平面なので だけが残ることはなく,したがってである。
このとき だから は平行四辺形である。対角線はであり,平行四辺形の面積はである。 を代入して計算するととなる。よって のとき最小であり,である。両点の高さは を満たす。
総評
難度6、計算量5。想定時間は24分程度。空間図形だが,平面条件を座標の一次結合として書けば がすぐ出る。そこから に気づくと四角形が平行四辺形であることも明確になる。面積計算では立体図の見た目に頼らず,ベクトルの長さと内積で を出してから2次式を最小化するのが安全である。 共面条件から が出ると, により四角形が平行四辺形だと分かる。最小点で が実際に辺上にあることまで確認して答案を閉じる。