問題
箱の中に1からまでの番号がついた枚の札がある.ただしとし,同じ番号の札はないとする.この箱から3枚の札を同時に取り出し,札の番号を小さい順にとする.このとき,かつとなる確率を求めよ.
出典:京都大学 2022年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第2問
方針
解法1
条件は選んだ3つの番号が互いに隣り合わないことを意味する。小さい順に とし、、 の余裕を吸収するために 、、 とずらす。すると から までの中から通常の3数を選ぶ問題になる。全体の との比を整理する。別解として、隣接する組を含む場合を包除原理で引くこともできる。
解法2
条件を満たさない事象を「小さい2数が隣接」「大きい2数が隣接」の和として数える。各事象は 通りで、両方が起こる連続3数 を包除原理で足し戻す。
解答
解法1
選ばれた3つの数を小さい順に とする。条件は であり、これは選ばれた3数の中に隣り合う番号がないことを意味する。
そこで とおく。すると であり、また かつ なので である。
逆に、 を満たす3数から と戻すと、 であり、さらに を満たす。したがってこの対応は一対一である。
よって条件を満たす選び方は 通りである。全体の選び方は 通りなので、求める確率は
である。
解法2
全体は から3数を選ぶ 通りである。
とおく。求める条件は も も起こらないことである。
では とすると、 は から選ぶ。よって
対称性により
は
の形であり、 の 通りである。したがって包除原理より有利な選び方は
よって求める確率は