方針
3点のうち1点が原点なので,平面 は の形に置ける。残り2点を代入して平面方程式を求める。(2)では平面の法線方向 を用い,点 からこの方向へ進んだ点を とおく。最後に が平面 上にある条件で係数を決め, を で表す。
解答
(1)
平面 は原点を通るので, とおける。点 を通るから であり,点 を通るから である。したがって , であり, として割れば を得る。よって である。
(2)
平面 の法線方向は である。点 から平面 に直交する直線上の点は と表せる。これを とすると である。 は平面 上にあるから である。代入すると すなわち である。よって である。
したがって である。求める対応式はである。
別解
解法2
方針
平面内の2本の方向ベクトルに垂直な法線ベクトルを連立条件で求める。(2)では直交射影の一般形 を使い,内積 から を一度に決定する。
解答
(1)
平面内の2本の方向ベクトルはである。法線ベクトルを とするとよって と取れる。平面は原点を通るからである。
(2)
から への直交射影を とすると は 上にあるので である。したがってよりゆえにしたがって求める写像はである。
総評
平面方程式と直交射影を座標で処理する問題である。目安時間は14分。(1)は原点を通ることを利用して定数項なしで置くと短い。(2)では法線方向 を使って と置くのが最も安定する。符号を誤ると3つの成分がすべてずれるため,最後に を代入して確認するとよい。