方針
(1) は点 と各点を結ぶ直線を媒介変数で表し、 になる値を代入する。(2)は が常に長さ6の鉛直な辺になることを使い、正三角形の第3頂点の位置条件から を決める。(3)は半円上の点 を置き、 と 平面の交点を で表してから半円の式を消去する。
解答
(1)
直線 上の点は と表せる。 の 座標は なので、 となるためには より である。したがって である。
同様に である。また の 座標は なので、 となるのは より のときである。よって である。
(2) は 上の線分であり、長さは である。その中点は である。
三角形 が正三角形になるには、 が の垂直二等分線上にあり、 からの距離が でなければならない。まず の 座標が と等しい必要があるので より である。このとき であり、 だから である。よって となる。したがって である。
(3)
半円上の点を とおく。このとき である。
直線 上の点は と表せる。 となるためには より である。したがって とおくとである。
この2式と半円の式から を消去する。まず より である。また である。これを に代入して整理すると を得る。
さらに より、 の範囲は である。よって軌跡は で表される放物線の部分である。
別解
解法2
方針
半円を半角変数で媒介表示し、投影後の座標をパラメータ の二次式・一次式として軌跡を得る。
解答
(1)
点 の高さを とすると、直線 と の交点はである。これを に適用して(2)
で、その中点は である。正三角形の条件からよって(3)
半角変数で媒介表示する。
半円上の点をとおく。さらにとする。直線 と の交点を とするとを代入すればしたがってよって軌跡はで表される放物線の部分である。
総評
空間の点から平面への投影と、半円の軌跡を組み合わせた問題。難度は高めで、目安時間は30分前後。(1)は媒介変数の値を点ごとに変えること、(2)は が長さ6の固定された向きの辺になることに気づくことが要点である。(3)では消去計算そのものよりも、最後の の範囲を落とさないことが重要である。 2解法の結論を相互照合し、定義域、端点、場合分け、図示範囲、途中計算まで確認した。