方針
平行四辺形の頂点を を基準に の係数で表す。 と の位置ベクトルを出した後、交点 を一方では 上の点 、他方では と表して係数比較する。 は を、 は をそのまま与える。面積は の作る平行四辺形の面積 に、係数の行列式から出る倍率を掛ける。
解答
(1) を基準に考えると である。
点 は辺 を に内分するから、 から へ だけ進んだ点である。よって である。
また点 は辺 を に内分するから、 から へ だけ進んだ点である。したがって である。
(2) は対角線 上にあるので、ある実数 を用いて と書ける。また は線分 上にあるので、ある実数 を用いてと書ける。この は を表す。
(1) を代入すると一方で だから、係数比較により である。これらを等しくして を得る。よって したがって であり、 である。
またである。よって である。
(3) , , なので、 の作る平行四辺形の面積は である。 と の係数はそれぞれ である。したがって、 の面積はである。ここで かつ であるから絶対値はこの形で外せる。
(2) で求めた を代入してである。
平行四辺形内の交点
総評
難度6、計算量6。目安時間は20〜25分。交点 を「対角線上」と「線分 上」の2通りで表す標準問題だが、内分比の向きが2か所で違うため、, を最初に確定することが重要である。面積では実際の長さを求め直さず、係数の行列式で平行四辺形面積に対する倍率を出すと簡潔になる。 と はそれぞれ , であり、どの係数がどの比に対応するかを答案中で明記したい。