(1) β=z−1=(cosθ−1)+isinθ であるから、∣β∣2=(cosθ−1)2+sin2θ=cos2θ−2cosθ+1+sin2θ=2−2cosθ.半角公式 1−cosθ=2sin22θ を用いると 2−2cosθ=4sin22θ である。0∘<θ<180∘ より 0∘<2θ<90∘ なので sin2θ>0 である。したがって ∣β∣=2sin2θ である。
(2) z=cosθ+isinθ と書けるので、β=cosθ−1+isinθ=−2sin22θ+i2sin2θcos2θ=2sin2θ(−sin2θ+icos2θ).ここでcos(2θ+90∘)=−sin2θ,sin(2θ+90∘)=cos2θであるから、β=2sin2θ{cos(2θ+90∘)+isin(2θ+90∘)}.(1)より係数 2sin2θ は正であり、また 90∘<2θ+90∘<180∘ である。したがって指定された範囲 0∘≦argβ<360∘ で argβ=2θ+90∘ である。
(3) θ=60∘ とする。まずα=z+1=(21+i23)+1=23+i23であるから、∣α∣=3,argα=30∘ である。また(1),(2)より ∣β∣=2sin30∘=1,argβ=120∘ である。
よって∣αmβn∣=(3)m,arg(αmβn)=30m+120n(度)である。虚部は (3)msin(30m+120n)∘ で求められる。9通りを並べるとm=1m=2m=3n=1230−233n=2−3−233−233n=32323333である。したがって虚部の最小値は −233 であり、その最小値を与える組は (m,n)=(2,2),(3,1),(3,2) である。
α=z+1 と β=z−1