方針
文系第4問の一般化であり、 個の電球そのものではなく、隣り合う電球の間の 個の境目を見る。左端の色と、色が変化する境目の集合を決めれば、右へ順に色が一意に決まる。したがって、ちょうど 回の変化は 個の境目から 個を選ぶ数え上げになる。期待値は各境目で色が変わるかを表す指示量の和として処理する。
解答
(1)
左端が赤色で、色の変化がちょうど1回起きるとする。変化する境目は、1番目と2番目の間から 番目と 番目の間までの 通りである。
左端を赤に固定し、変化する境目を1つ決めれば、その境目までは赤、その後は青となり、並びは一意に決まる。全体の並びは 通りなので、求める確率は である。
(2)
余事象を考える。色の変化が0回の並びは、すべて赤またはすべて青の2通りである。
色の変化が1回の並びは、左端の色が2通り、変化する境目が 通りなので 通りである。したがって、色の変化が0回または1回である並びは 通りである。
よって、色の変化が少なくとも2回起きる確率は である。
(3)
隣り合う電球の境目は 個ある。このうちちょうど 個の境目で色が変わるように選ぶ方法は 通りである。さらに左端の色は赤または青の2通りである。
左端の色と変化する境目が決まれば、隣へ進むたびに「変化する境目なら色を変える、変化しない境目なら同じ色にする」として全体の並びが一意に定まる。したがって該当する並びは 通りである。
全体は 通りなので、求める確率はである。
(4) について、 番目と 番目の電球の色が異なるとき 、同じとき とする。色の変化の回数を とすれば である。
各境目について、隣り合う2個の色の組は の4通りが等確率であり、そのうち色が変わるのは2通りである。よって である。したがってである。
個の変化指示
別解
解法2
方針
左端の色と 個の境目の変化・不変との全単射を使う。変化回数は に従うので、確率と期待値が一度に得られる。
解答
(1)
左端を赤に固定し,変化する境目を一つ選ぶので(2)
変化回数を とする。左端の色と 個の境目の変化・不変を指定することは配色を指定することと同値だからよって(3)(4)
総評
難度5、計算量4。目安時間は13〜17分。構造は境目 個の選択であり、一般化されても考え方は変わらない。(1)は左端が赤に固定されているので2倍しない一方、(3)では左端の色の2通りを掛ける。期待値は分布から計算してもよいが、境目ごとの変化確率を足す方法の方が見通しがよい。添字が ではなく になる点が最も多いミスである。