方針
が 軸上にあるので,垂心条件から は 軸方向となり, とおける。残る垂直条件で を決めた後,中点 の座標を出す。(2)は内積で直角を確認し,(3)(4)は直径 の円に乗る条件 で処理する。
解答
(1) は 軸上の線分なので, より は 軸上にある。そこで とおく。さらに であるから,傾きの積を用いて すなわち である。よって となり, である。実際,この値に対して も成り立つ。
(2)
各中点はである。したがってとなる。内積を計算するとであるから, である。
(3)
(2) より は を直角とする直角三角形である。したがって を通る円の中心は斜辺 の中点である。よって である。
(4)
円は を直径とする円であるから,点 がこの円上にあることは と同値である。
まず原点 については, の 座標が0, の 座標が0なので であり,原点は円上にある。
次に は の中点だから である。よってとなり, である。したがって も同じ円上にある。
なので,円の直径は 。
総評
難度5,計算量5。垂心条件を使うと座標がほぼ一意に決まり,後半は中点と内積の計算に帰着する。(2)の直角を示した時点で, の円は直径 の円と見抜けるため,(3)(4)が一気に短くなる。傾き計算では の符号に引っ張られて の 座標の符号を誤りやすい。15分程度で,座標を丁寧に整理して解きたい。