方針
の共役も解なので、 が を割る。残る二次式との係数比較で を表し、 から 、次に から を合同式と範囲条件で決める。
解答
(1) とおくと である。 は整数係数、特に実係数なので、 の共役複素数も解である。したがって が の因数である。 は最高係数1の四次式なので と書ける。展開するとである。係数比較より である。、 だから である。
(2)
(1)より であり、 である。まず の条件から である。したがって である。 とおくと、 より である。 だから となり、 である。 より が決まる。
次に の条件を用いる。 より である。条件は であるから となる。よって すなわち である。 より である。
したがって であり、 となる。よって方程式 の解はである。
別解
解法2(ωに代入して剰余を消去する)
方針
から を得て、 を に簡約する。2係数を0として を求め、合同条件は絶対値40以下の候補を明示して一意に絞る。
解答
(1)
とおく。関係式を用いると は非実数で、2つの係数は実数だからよってである。
(2)
このとき剰余条件から で前者を満たす候補のうち、後者も満たすのは だけである。
まただからすなわち より である。したがってかつよってすべての解はである。
総評
難度5、目安時間20分。四次式でも本質は を因数にもつことと、合同式を丁寧に解くことである。 から先に を決めると見通しがよく、 で を決める流れが自然である。採点では、共役解または剰余による因数条件、係数比較、合同式の範囲内での一意性、最後の二次方程式の解の表示が確認される。