方針
平面の式を求め,直線上の点を一つの実数で表す。
平面との交点では第3座標が0となるので,その実数が決まる。
直線と平面の交点を表し,逆向きにも条件を確認する
は。直線をと表し,第3座標を0とおく。
軌跡では,点の座標からを解き直してへ戻す。
得られた曲線上のすべての点が元の条件から作れることも示す。
与えられた3点は一直線上にないため,この平面の式は一意に定まる。
直線の表示で生じる分母はであり,問題文の条件によって0にならない。
さらにのときはなので,この条件は自動的に満たされる。
軌跡の式は,中心の楕円になる。
分母を払って得た式だけで結論を出すと,元の交点として実現しない点を残すおそれがある。
逆の式の分母が0となる場合を除き,元の直線の式へ戻るところまで確かめる。
解答
(1) 与えられた3点はいずれもを満たし,一直線上にない。
したがって(2) 直線上の点はと表せる。第3座標を0とおけばだから(3) ,とおく。
(2)をについて解くとへ代入して分母を払えばすなわち逆に,この楕円上の点でなら,分母を払った式から,となるが,この点ではなので矛盾する。
よって楕円上でである。
上の式でを定めると,またとなる。(2)へ代入すればが得られる。
したがって軌跡は,平面上のこの楕円全体である。
別解
別解・背景
方針
直線AQと平面の交点を使った逆の式。
解答
を固定すると,直線上の点はである。これを平面へ代入すると
が得られ,答案で使ったの式となる。
中心からの投影では,円が別の平面上の楕円へ移ることがある。
軌跡の式を得る計算と,逆向きに点を作る計算をそろえると,除外点の有無を確認できる。
総評
交点の表示は第3座標を0にして求める。軌跡の式を導いた後、楕円のすべての点から元の点を作れることを確かめる。