方針
と置き、さらに として を対称に配置する。折り曲げ後に が貼り合わされた点を とし、底面を三角形 と見る。座標を置いて 、 から高さ を求め、体積 を の関数として最大化する。
解答
もとの三角形 は である。底辺 の中点を基準にすると、高さは である。 とおく。条件より である。また とおくと 折り曲げた後、点 と点 が張り合わされた点を とする。底面を三角形 として座標を置く。 対称性より は の垂直二等分面上にあるので とおける。
折り曲げても長さは変わらないので である。したがって 二つの式を引くと を代入して整理すると これを に代入すると 容器として立体になるには であり、最大値を考える範囲は である。
底面三角形 の面積は したがって体積は を最大にするには を最大にすればよい。そこで とおく。微分すると で となるのは より である。端では体積が0になり、この点で最大をとる。
したがって よって容積を最大にするには とすればよい。
別解
解法2(底面をSPQに選ぶ)
方針
貼り合わせた点を とし、三角形 を底面に選ぶ。底面の高さと、点 から底面までの距離を三平方の定理で求め、体積の平方を一変数で最大化する。
解答
、 とおく。すると三角形 で から へ下ろした高さを とすると底面 をと置く。対称性からと書ける。折る前の三角形の高さが4なのでしたがってまた より(2) から (1) を引くとよって を用いてしたがって底面積は だから、体積 の平方は定数倍を除いてである。微分すると、正の定数倍を除いてとなる。立体ができる範囲で最大となるのはよって
総評
難度8、計算量7、目安40分。折り曲げ後を四面体 と捉える。底面を に選ぶ方法と に選ぶ方法で高さを別々に求め、どちらも同じ一変数の最大条件 に帰着した。