方針
長方形の長さ2の辺が 軸となす角を とし、射影長に現れる絶対値を 、 と置く。すると 、 であり、、 と表せる。あとは 、 とおき、 と の関係からだ円の一部を得る。
解答
長方形の長さ2の辺が 軸となす角を とする。この辺の 軸への射影の長さは であり、 軸への射影の長さは である。もう一方の長さ1の辺はこれと垂直なので、その射影長は 軸方向に 、 軸方向に である。
そこで とおくと である。また である。
求める点を と書く。すると したがって 一方 であるから すなわち さらに より である。したがって すなわち が必要である。
逆に、だ円 上で を満たす点に対してとおけば 、 となる。したがって実際にある長方形から得られる。
よって求める図形は で表されるだ円の上側の弧である。端点は であり、最上点は である。これらを結ぶ上側のだ円弧を図示すればよい。
別解
解法2(三角関数で媒介表示する)
方針
射影長の絶対値を吸収するため、長辺が座標軸となす鋭角を とする。求める点を三角関数で媒介表示し、角の範囲からだ円弧のどの部分かを決める。
解答
長さ2の辺が座標軸となす鋭角を とする。長方形の向きを反転しても射影長は変わらないのでとしてよい。このときとおけばしたがってまただから、求める図形はこのだ円の上側の弧で、端点は最上点はである。
総評
難度6、計算量5、目安25分。射影長は符号をもたないので、絶対値を第一象限の単位円へまとめる。代数的な消去と三角関数の媒介表示の2通りで、全だ円ではなく端点 を結ぶ上側の弧だけになることを確認した。