方針
まず分数式を直接代入して を簡単にし、定義できない値 を除いて扱う。(2)では3点 のうち、原点から出る2本の辺の比を見れば正三角形条件を表せる。すなわち が偏角 の単位複素数になることを使い、 の方程式に帰着する。
解答
(1) で である。さらに を考えるには が必要であるが、 は 、すなわち を与える。したがって で計算する。
直接代入するとである。条件 は であり、 だから となる。よって である。これらはいずれも ではない。
(2) として である。3点 が正三角形をなすには、原点から見た2つのベクトル と の長さが等しく、なす角が であればよい。したがって が成り立つ。すなわち である。
ここで とおく。上の式は である。したがって または となる。これらの平方根を取るとである。よってである。
別解
解法2
方針
合成 を求めた後、正三角形条件を距離から始める。まず を得て と置き、 との偏角差が であることから4つの角を列挙する。
解答
直接計算すると、 でである。
(1) より である。従って(2)
正三角形の原点から出る2辺の長さが等しいので従って でありと置ける。このとき2本の辺のなす角が だから従ってよって
総評
合成分数式では の定義域を先に確認する。正三角形条件は長さだけでなく偏角差60度まで必要であり、平方根または偏角合同式から4解が出る。求めた4点はいずれも単位円上にあり、原点と とともに正三角形を作ることを確認できる。