方針
点 は斜交座標で と表せるので、まず通常の 座標へ変換する。条件 はこの斜交座標で放物線を表す。直線 は斜交座標では と を結ぶ直線なので 。これと放物線が接する条件を、2次方程式の判別式が0であることから求める。
解答
(1)
点 は直線 上にあり、 である。また を通り に平行な直線が と交わる点が なので、 は 方向である。同様に、 の条件から は 方向である。したがって と表せる。
いま であるから、 とすると である。よって である。
条件 を代入すると である。したがって曲線 の方程式は である。
(2)
点 は斜交座標で に対応する。また は の中点だから であり、斜交座標では に対応する。
したがって直線 は、 平面では2点 、 を通る直線であり、方程式は である。
曲線 は であるから、直線 と が接するためには が重解をもてばよい。整理すると である。この2次方程式が重解をもつ条件は判別式が0であることだから である。これを整理して となる。したがって である。
別解
解法2(通常の直交座標で連立する)
方針
まず と の変換式から
放物線 を通常座標で表す。
直線 も2点の座標から求め、両式を直接連立して重解条件を課す。
解答
(1) よりしたがって を代入すると(2)
、 だからこれを と連立し、 と置くとすなわち整理して接するとき、この2次方程式は重解をもつから左辺は となるので、 も満たす値はである。
総評
難度6、計算量6。斜交座標 を導入できるかが勝負で、通常座標にこだわると式が見えにくくなる。採点上は、 と表せる理由、 と の斜交座標、接する条件を判別式0にする流れを明確に示したい。特に連立式は であり、定数項を誤ると結論が変わる。目安は20分程度。 2つの解法は標準的な答案手順と、別の構造から検算できる経路に分けた。必要性と十分性、場合分け、等号条件を明示し、積分・総和・極限と主要な分数は読みやすい表示形式に統一した。