方針
は から までのうち と互いに素なものの個数である。(1)は なので、3の倍数と5の倍数を除いて数える。(2)は と互いに素でない数が、 の倍数または の倍数であることを使い、重複する だけを一度戻す。
解答
(1) である。 から までの自然数のうち、15と互いに素でないものは、3の倍数または5の倍数である。
3の倍数は の5個、5の倍数は の3個である。このうち15は重複して数えているので、15と互いに素でないものは 個である。したがって である。実際、互いに素なものは である。
(2) は互いに異なる素数である。 から までの自然数のうち、 と互いに素でないものは、 の倍数または の倍数である。 の倍数は の 個であり、 の倍数は の 個である。両方に含まれるものは だけである。したがって、 と互いに素でないものは 個である。
よって であり、 である。
別解
解法2(選べる剰余を積で数える)
方針
素数 ごとに の倍数を避け、さらに素数 の倍数を避ける。中国剰余定理を使わず、 を 個ずつのブロックに分けて数える。
解答
(1)
のうち、3でも5でも割り切れないものはの8個である。よって である。
(2)
をの 個のブロックに分ける。
各ブロックには の倍数が1個あるので、それを除くと 個が残る。また、 の倍数は全体で 個あるが、そのうち はすでに の倍数として除かれている。したがって追加で除くのは 個である。
よって
総評
互いに素でない数を「素因数の倍数」として除く基本問題である。目安時間は6〜10分。(1)では直接列挙でもよいが、3の倍数と5の倍数の包除で数えると(2)につながる。(2)では と が異なる素数であるため、両方の倍数として重なるのは だけである。この1個を戻すことを明記すれば、 への整理も自然に出る。