方針
正の実数の指数関係なので、対数を取って線形条件に直す。, , , 共通の対数値を とすると、 である。 だから で、必要十分条件は になる。あとは を使って整数解を列挙する。
解答
, , とおく。また、共通の値 の対数を とおく。すると であり、さらに である。
もし なら、 である。 は正の整数だから となり、 となる。これは条件に反する。したがって である。 より である。これを に代入すると、 だから を得る。
逆に、正の整数 が を満たすとする。任意の を取り、 とおけば、 は正で、しかも1ではない。また であり、 だから、条件を満たす。よって求める問題は の正の整数解を求めることに帰着する。 なら左辺は1より大きくなるので不可能である。また なら となり不可能である。したがって である。 のとき、 である。両辺に を掛けると すなわち である。 より であり、 を得る。 のとき、 である。 であるから、 なら となる。 なら なので となり不可能である。よって では のみである。
以上より である。
別解
解法2
方針
最小の指数 を評価して候補を に絞り、各場合を因数分解で列挙する。最後に、得た指数組から実数解を実際に構成して十分性も確認する。
解答
正の実数なので , , とおける。共通値の対数を とすると組が と異なるため であり より だから 、また は不可能である。
なら から である。
なら で、和が1になるには しかない。
逆に各組について、任意の に対しとおけば条件を満たす。したがって
総評
難度は6、計算量は5。目安時間は16分。対数化により存在条件を単位分数の方程式へ変換する。 の場合が除外条件に反すること、得た整数解から実際に を構成できることの両方を書いて必要十分性を完成させる。順序条件から に絞ると漏れがない。