方針
内積条件を成分に直し,まずを決める。とおくと,から,からが決まり,最後にでを求める。面積はが平面上にあることを使い,体積は底面と点から平面までの距離で計算する。の符号は体積には影響しないが,高さは必ずで取る。
解答
(1) である。条件 より である。またなので である。これにを代入すると となる。は正の数であるから である。
(2)
点はいずれも平面上にある。線分は軸上にあり,その長さは である。点の座標はなので,から軸までの距離はである。したがって三角形の面積はである。
(3) とおく。条件 より である。また より である。を代入して だから である。
さらにより である。したがって であり,点から平面までの距離は である。
四面体は,底面を三角形と見れば,高さがである。よってである。
別解
方針
座標を最後まで求めず、内積だけで面積と高さを決める。三角形 の面積は と のなす角から求める。点 から平面 へ下ろした垂線の足を とし、 とおく。 が平面内の2方向に垂直である条件から を求め、三平方の定理で高さ を出す。
解答
(1) であるからまた、 より に注意するとしたがって(2) である。
両ベクトルのなす角を とするとよってであり、(3)
点 から平面 へ下ろした垂線の足を とする。
ある実数 を用いてと書ける。
は平面 に垂直だからしたがってこれを解くと であり、
だから直角三角形 において だからよって
総評
難度4、計算量3。目安時間は10分程度で,内積を成分に直せば大きな発想は不要である。はから即座に決まり,で平方根の符号を決める。体積では自体の符号は決まらないが,高さはなので一意に決まる。採点上は,の成分を内積条件から順に決めること,底面が平面上にあること,高さをと書くことが要点である。 第2解法では、点 の座標を求めず、平面への正射影から高さを決められる。2解法で同じ面積と体積を独立に確認した。