方針
とし、対数差を で表す。単調減少する を区間の両端値で挟めば(1)が得られる。(2)は、整数 では増加量が1より大きく、 では1より小さいことを使う。前半は値がすべて異なり、後半は整数部分が一度に2以上増えないため、両端の整数部分の間を飛ばさず通る。
解答
(1) であるから ではである。区間の長さは1なので、積分すると(1)より(2)
まず整数 が を満たすとき、(1)よりしたがってはすべて異なる。後半との重複を避けるため、このうちの99個を前半として数える。
次に、整数 ではよって整数部分 は減少せず、隣り合う2項の間で2以上増えることもない。したがってには、最初の整数部分から最後の整数部分までのすべての整数が現れる。
指定された を用いるとしたがって後半に現れる異なる整数部分はであり、その個数はである。以上より、求める個数はである。
総評
難度5、目安時間16分。(1)では を定積分に直し、減少関数 を開区間の両端値で厳密に挟む。(2)では増加量が1より大きい範囲と1より小さい範囲を の間で正確に分けることが核心である。「増加量が1未満」から直ちに個数を出すのではなく、整数部分が非減少で一度に2以上増えないため、460から690までを飛ばさず通ると説明する。前半を99個、後半を からの231個として重複なく数えるのが安全である。