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岡山大学 2017年度 前期理系数学 第1問

以下の問いに答えよ.

(1)
6人を2人ずつ3組に分ける方法は何通りあるか.

(2)
7人を2人,2人,3人の3組に分ける方法は何通りあるか.

(3)
A,B,C,D,E,F,G,H8人から7人を選び,さらにその7人を2人,2人,3人の3組に分ける.A,B2人がともに選ばれて,かつ同じ組になる確率を求めよ.

難易度4/ 10計算量4/ 10目安12

場合の数確率 数え上げ、場合分け、計算整理

方針

組の順序を区別しないことに注意して数える。(1)は3組のペアの順序を3!で割る。(2)は3人組を先に選び,残りを2組のペアに分ける。(3)は選ぶ7人と分け方を全事象とし,A,Bが同じ2人組になる場合と3人組になる場合に分ける。

解答

(1)
まず6人から2人を選び,次に残り4人から2人を選び,最後に残り2人を1組にする。このままでは3組の順序を区別しているので,3!で割る。したがって6C24C22C23!=15616=15通りである。

(2)
3人組を先に選ぶと7C3=35通りである。残り4人を2人ずつ2組に分ける方法は4C22C22!=3通りである。よって求める方法は353=105通りである。

(3)
全事象の数は,8人から7人を選び,その7人を(2)の方法で分けるから8C7105=840である。

A,Bがともに選ばれるには,選ばれない1人はC,D,E,F,G,Hの6人のうちの1人である。固定された7人の中でA,Bが同じ組になる場合を数える。

A,Bが2人組を作る場合,残り5人を2人組と3人組に分ければよいので5C2=10通りである。

A,Bが3人組に入る場合,残り5人から同じ組に入る1人を選び,残り4人を2人組2つに分ける。これは5C14C22C22!=53=15通りである。

したがって有利な場合の数は6(10+15)=150である。よって求める確率は150840=528である。

別解

解法2

方針

(1) ,(2)は組を順に作る代わりに階乗公式で数える。(3)はA,Bがともに選ばれる確率と,選ばれた後に同じ組へ入る条件付き確率を掛ける。

解答

(1)
大きさ2の組を3個作る分割数は6!(2!)33!=15通りである。

(2)
大きさ2の組が2個,大きさ3の組が1個なので7!(2!)23!2!=105通りである。

(3)
8人から7人を選ぶとき,A,Bがともに選ばれる確率は6C58C7=34である。7人を2,2,3人の組に無作為に分けると,Aが2人組に入る確率は47,3人組に入る確率は37である。Aの組が決まった後,残る6人のうちBが同じ組に入る確率は,それぞれ16,26である。したがって条件付き確率は4716+3726=521である。ゆえに求める確率は34521=528である。

総評

難度4,計算量4。想定時間は12分程度。組の順序を区別しないために同じ大きさの組の入れ替えを割る点が採点上重要である。(3)はA,Bが2人組になる場合と3人組になる場合の両方を数え落とさないことが注意点である。

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出典: 岡山大学 2017年度 前期 数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。