方針
接線・法線と座標軸の交点を座標で求め、3本の長さの比から微分方程式を導く。平方根を未知関数として積分する。
解答
(1) とおき、接線の傾きを とする。仮定より である。
接線の方程式は である。 軸との交点 は として である。したがって から までの水平距離は 、鉛直距離は なので である。 なので分母 は正である。
また 軸との交点 は として である。よって である。
次に、 を通る法線の傾きは であるから、その方程式は である。 軸との交点 は として である。したがって である。
以上より である。条件 から となり、 だから を得る。、 に戻すと である。さらに より負の平方根を選び、求める微分方程式は である。
(2) なので とおくことができる。このとき 、 であり、(1)の微分方程式は となる。 だから で割れて、 である。積分して を得る。
条件 より だから であり、 である。したがって である。定義域は なので であり、平方して を得る。
最後に条件を確認する。 では であり、である。また も満たす。よって求めた関数はすべての条件を満たす。
別解
解法2
方針
接線の傾きの絶対値を角の正接として長さ比を読む。得た微分方程式は変数分離して直接積分する。
解答
(1)
における接線が 軸の正方向となす鋭角を とし、
と置くと である。
接線上の直角三角形から法線の傾きは なので条件よりすなわち である。 を戻せば(2)
なので変数分離でき、両辺を積分すると より だから である。
では右辺は正なのでこの関数は を満たす。
総評
接線・法線が作る線分比を微分方程式へ翻訳する問題である。計算の中心は、切片の座標を正確に出して を同じ を含む形にそろえることにある。比を整理すると が出るが、仮定 により負の平方根を選ぶ点が重要である。 と置けば微分方程式はすぐ積分でき、最後に で正値性と単調減少を確認すると答案として完結する。目安時間は22分。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。 2解法は同じ結論を異なる着眼点から確認しており、条件の使い忘れと端点・等号条件まで相互に点検できる。