方針
指数部分は常に正なので、微分後の符号は で判断できる。極小点は で、極大点は の2解になる。内積では とし、 と を別々に計算する。極大点では が成り立つので、縦座標の積が まで簡単になり、鋭角条件は内積が正であることに帰着する。
解答
(1) より である。したがって となる。ここで である。
臨界点は または から得られる。後者は であるから、2解は である。 であり、、かつ だから、 で極小値をとる。さらに が大きいところでは は0に近づき、符号変化から で極大値をとる。したがってである。
(2) である。また は の2解であるから が成り立つ。したがって である。
次に縦座標の積を求める。 では であるから である。よって である。ここで より であり、また である。したがって である。
以上よりである。すなわち である。
(3) が鋭角であるための条件は である。 の結果から であり、これは と同値である。指数関数 は のとき1より大きいので を得る。したがって求める条件は である。
別解
解法2(2直線の傾き)
方針
極値を与える2次方程式の解と係数の関係を使う。点 から へ引いた2直線の傾きの積を求め、内積を傾きで組み直して鋭角条件を判定する。
解答
(1)
微分するとしたがって極小点は 、2つの極大点は の2解である。よって(2)
から へ引いた直線の傾きをそれぞれ とする。、 よりまた、極大点では なのでここで2本の方向ベクトルを 、 と書けば、その内積は(3)
が鋭角である条件は上の内積が正であることだから指数関数の単調性よりを得る。
総評
指数関数を含む極値と、極大点が作る角の問題である。目安は20分。微分式は まで因数分解する。極大点の横座標について解と係数の関係を使うと、個々の複雑な根号を代入せずに内積を整理できる。