方針
まず微分して極大点と極小点を決めると、点 は を用いて簡単に表せる。線分 の中点が原点になるので、正三角形の第3頂点は を90度回した方向に長さを合わせて求める。重心はその第3頂点の3分の1になり、 によって2本の半直線が軌跡になる。最後は2通りの重心を に代入し、 の2次方程式として解く。
解答
(1) である。 なので であり、 の符号は の符号で決まる。したがって で極大値をとり、 で極小値をとる。ゆえに である。
(2) とおく。すると である。線分 の中点は原点であり、 である。 を一辺とする正三角形の第3頂点を とする。中点から へ向かうベクトルは、 に垂直で、長さが である。したがって である。
また だから、重心 は の座標を3で割った点である。よってである。ここで であるから、 の描く図形は および の2本の半直線である。端点 は のため含まれない。
(3)
まず の場合を調べる。この点が 上にあるための条件はである。右辺を整理するとなので、両辺を で割って を得る。すなわち である。
もう一方の重心 を代入しても、 が奇関数型の式 であるため同じ条件になる。ここで とおくと である。よって となる。 より負の値は除かれるから である。
別解
解法2(60度回転)
方針
辺 を 回転して正三角形の第3頂点を求める。重心は3頂点の座標平均なので軌跡が直ちに出る。最後はその軌跡を3次曲線へ代入する。
解答
(1) である。増減を調べると で極大、 で極小となるのでである。
(2) と置けばベクトル を 回転するととなる。これを に用い、始点を とすると、第3頂点の一つはである。 回転から、もう一つはとなる。 なので重心は である。したがって軌跡はという2本の半直線であり、端点は含まない。
(3)
上側の重心を に代入する。整理すると下側の重心についても、曲線が原点対称なので同じ条件となる。 より を満たす解だけを取ってを得る。
総評
微分、正三角形、軌跡をつなぐ問題である。目安は22分。正三角形は線分の両側にできるため第3頂点を2つとも求め、 により軌跡の端点が除かれることまで書く。最後は曲線の原点対称性を使えば、2本の半直線を別々に代入する必要はない。