方針
極小値0を でとることから , を置く。さらに点 を通るので 、その接線が を通るので接線の傾きは 、すなわち である。この4条件で3次式の係数を決める。面積は と因数分解し、 で非負であることを確認してから積分する。
解答
(1) のとき極小値 をとるので である。また、点 が曲線上にあるから である。さらに、この点における接線が を通るので、その傾きは である。したがって である。 とおくと である。4つの条件は である。これを解くと を得る。よって である。実際に因数分解すると である。
(2) 軸との交点は より である。 であり、 では だから、この区間で である。したがって求める面積 は である。
展開して だからである。
別解。(1)では、 で極小値0をとることから最初に と置くこともできる。 と を代入すれば が得られ、すぐに と決まる。
総評
三次関数の条件決定と面積計算の標準問題で、14分程度が目安である。極小値0という条件は と の2つを意味し、さらに接線が別点を通る条件から を作る。係数を直接解いてもよいが、極小値0から を因数にもつと見抜くと計算が軽くなる。面積では、二重根 で符号が変わらないことを確認してから積分するのが安全である。