方針
円周上の点を とおき、点 から へ向かう直線を媒介変数で表す。平面 との交点条件から の 座標を の関数に直し、 と単調性で最大・最小を決める。
解答
点 を とおく。 は 上の単位円周上を動くので と表せる。
直線 上の点は、実数 を用いて と書ける。これが平面 上にある条件は である。したがって となる。ここで なので分母は正であり、 である。
よって の 座標は である。ここで とおくと であり、 である。この関数は だから、 が小さいほど は大きい。
したがって最大値は のとき であり、最小値は のとき である。
直線 と平面上の交点
別解
解法2
方針
交点 から直線と単位円の条件を消去する。
と円周上の点 の相似比を で表し、
に対するコーシー・シュワルツの不等式を必要十分に用いる。
解答
、 とする。直線 上でと書くと、 座標から、 だからまた は平面 上にあるので実数 がこの和と二乗和を同時に満たすための必要十分条件はである。したがって整理すると二次方程式の2根はだから等号は または に対応して実現する。よって
最大値は 、最小値は である。
総評
空間の直線と平面の交点を、円周上の1変数に落とす問題。難度は標準で、目安時間は10分から12分程度。 の座標を三角関数で置けば、残るのは の範囲だけである。分母 が正である確認と、 がこの量に対して単調減少である確認を入れると、最大・最小の取り違えを防げる。 2解法の結論を照合し、条件の必要十分性、端点、符号、定義域、等号成立条件を再確認した。図は論証を補助するものに限定し、縮尺に依存しない式による説明も併記している。