方針
偶数の 座標では高さは0または2だけなので、この二状態の2歩遷移を数える。(2)は の係数を の定数倍と比較して を求める。二つの等比数列を連立して一般項を得る。
解答
(1) で高さ0にいる経路は、次の2歩で高さ0へ1通り、高さ2へ1通り進める。高さ2にいる経路は、高さ0へ1通り、高さ2へ2通り進める。従ってまた では である。
(2) これが の定数倍になるには、その公比を としてが必要である。消去すると従ってどちらも実際に上の係数比較を満たす。
(3) とおく。、 であり、初期値からこの二式を解くと(4) だから
別解
解法2(2階漸化式へ消去する)
方針
2歩ごとの二状態遷移を作る。(2)は最初の3項が等比になる条件から を求め、漸化式で十分性を確認する。(3)では を用いて を消去し、 の2階漸化式を解く。
解答
(1)
偶数の 座標では高さは0または2である。高さ0から次の2歩で高さ0、2へ進む方法は各1通り、高さ2からはそれぞれ1通り、2通りである。従ってまた(2)
初めの3組はである。 が等比数列ならが必要で、整理するとよって候補はこれらは を満たすので従ってどちらも実際に等比数列を与える。
(3)
(1) からこれを と に代入すると特性方程式の2根をと書く。初期値 を用いるとさらに から(4)
なので
総評
難度7、計算量7。想定時間は30分程度。1歩ごとでは高さの偶奇が入れ替わるため、2歩を一組にすると状態が0と2の二つに閉じる。(2)の二つの を両方使うと一般項が直接出る。極限では絶対値が1未満の 側を落とす。