方針
極大・極小をとる点が と であることから、導関数 は と を根にもつ。したがって とおき、係数比較で を で表す。次に 、 を代入して を決める。最後に から本当に が極大、 が極小になる符号条件も確認する。
解答
より である。 と で極値をとるので、、 である。 だから、 は異なる2つの根 をもち、 と書ける。これを展開すると である。係数を比較して すなわち を得る。
また、 のときの値が であるから である。さらに のときの値が であるからである。したがって より である。これを に代入して を得る。
以上よりである。
最後に極大・極小の向きを確認する。極大値 と極小値 について であるから、 である。よって の符号は、 の前後で正から負へ、 の前後で負から正へ変わる。したがって で極大、 で極小となり、条件と一致する。
別解
解法2(導関数の積分)
方針
極値をとる2点から導関数を とおく。極小値と極大値の差 を の定積分として計算すれば、比例定数 が直接決まる。あとは導関数と元の3次式の係数を比較し、 を使う。
解答
で極値をとり、 であるから、ある零でない定数 を用いてと書ける。
ここで極値の差を積分で表すとしたがって一方である。係数を比較するとよってまた だから以上が求める係数である。
総評
難度4、計算量4。目安時間は12分。極値の位置が与えられているので、関数そのものより導関数から決めるのが最短である。 と置くと、、 がすぐに出る。 の代入では符号を誤りやすく、 の形まで丁寧に書くと安全である。最後に を確認して、極大・極小の向きが指定と合っていることまで押さえると完成度が高い。 第2解法では極大値と極小値の差を導関数の定積分で表し、比例定数を先に決めた。