方針
双曲線の点における接線をとして使い,それぞれの接線を求める。は双曲線上でなのでであり,交点計算の分母は0にならない。最後はを結ぶ直線の式にの座標を代入し,になることを直接確認して一直線性を示す。
解答
双曲線の点における接線は である。実際,はを満たし,この直線はその点を通る接線になっている。なおについてはかつであるから,である。
(1)
点における接線は すなわちである。直線はとを通るので である。ここにを代入して を得る。したがって である。
(2)
点における接線は である。直線はだから,交点は を満たす。よって である。
(3)
点における接線は である。直線はとを通るので である。したがってを代入して を得る。
直線の傾きはである。したがって直線は と書ける。この式にを代入するとである。これはが直線上にあることを示している。よって3点は一直線上にある。
別解
解法2
方針
各接線の式から の座標を求めるところまでは同じである。一直線性は傾きの式を作らず、 と の各成分の比が同じになることを示す。縦線の場合分けが不要になる。
解答
双曲線 上の点 における接線はである。また より(1)
における接線は である。直線 はだから(2)
における接線は直線 は なので(3)
における接線は である。直線 はだからここででありそれぞれの成分を比べるとであり、またしたがってよって は一直線上にある。
総評
難度5,計算量5。目安時間は18分。接線公式を正確に使えるかで処理量が大きく変わる問題である。からを確認しておくと,分母の扱いに不安が残らない。最後の一直線性は図形的に見通しが立っても,答案では直線へを代入する形にすると計算が最短で,符号ミスも発見しやすい。