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大阪大学 2017年度
理系数学 第4問

問題

を実数とする。2次関数

を満たすとする。

(1) のとりうる値の範囲を求めよ。

(2) 放物線 の頂点の 座標 のとりうる値の範囲を求めよ。

(3) 放物線 の頂点の 座標が6のとき、放物線 軸で囲まれた部分の面積 を求めよ。

出典:大阪大学 2017年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第4問

方針

解法1

とおいて,条件を長方形に変換する。で解き,(1)はを一次式として端点で評価する。(2)は頂点の高さで表し,について単調であることを使って最小・最大を調べる。(3)は文系第1問と同じ面積公式に適用する。

解法2

放物線を頂点形式 とおく。 の差から頂点の横座標 を求め、 として値域を調べる。(3)は高さ の水平切片を積分する。

解答

解法1

とおく。条件は である。また であるから,これを解いて を得る。

(1)

である。この式はが小さいほど大きく,が大きいほど大きい。したがって最小値はのとき であり,最大値はのとき である。よって である。

(2)

放物線の頂点の座標は である。上で求めたを代入すると である。

ここでではであるから,を固定するとについて増加する。よって最小値はで,最大値はで調べればよい。 のとき であるから,における最小値は である。 のとき であるから,における最大値は である。したがって である。

(3)

頂点の座標をとすると,頂点の座標が6である放物線は と書ける。軸との交点はであり,囲まれた部分の面積は である。とおくと

である。

解法2

放物線を

と書き、

とおく。条件は

である。

(1)

だから

また

なので

これは について減少し、 について増加する。よって

(2)

上の差の式から

したがって

を固定すると なので、 とともに増加する。

最小値は として

より のとき 。最大値は として

より のとき である。したがって

(3)

頂点の高さが6なら

高さ における図形の横幅は

よって