過去問データベース 過去問を探す

大阪大学 2022年度
理系数学 第5問

問題

座標平面において,を媒介変数として

で表される曲線をとする.曲線軸で囲まれた部分の面積を求めよ.

出典:大阪大学 2022年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第5問

方針

解法1

では であり,端点はともに 軸上にある。曲線は右端 から左端 へ進むので,面積は曲線の向きに注意して,媒介変数表示の面積公式で求める。 を代入し, を2倍角で表して積分する。最後は の定積分を端点で評価する。

解法2(部分積分による面積公式)

端点では なので,部分積分により2つの媒介変数表示の面積公式を結び付ける。具体的には

と変形する。 の定数項 となって消える。残る積を2倍角で整理し,解法1とは異なる符号の組合せから同じ面積を得る。

解答

解法1

曲線は で表される。 では である。また端点は である。したがって曲線と 軸で囲まれる部分の面積を とすると,曲線が右から左へ進むことに注意して

である。

ここで だから

2倍角の公式より である。したがって

である。

それぞれ

また

である。よって

である。

これらを代入すると

したがって求める面積は である。

解法2(部分積分による面積公式)

では であり, では である。また曲線は右端から左端へ進むので

積の微分 を積分すると,両端で だから

ここで である。したがって

この第2項は

である。また

だから

各積分をまとめて計算すると

後ろ2つは打ち消し合うので,(1) より