Evolton

上智大学 2016年度 TEAPスコア利用方式TEAP2数学(PM) 第4問

(1) 自然数 n に対しzn=cosπ3n+isinπ3nとする。z2z4z2nz1z3z2n1=cosα+isinα(π<απ)であるとき,α を求めよ。

(2) 集合 {4kk=0,1,,6} に属する異なる2個以上の
整数の和として表される整数全体の集合を S とする。
S の要素のうち8の倍数であるものの個数と,
S の全要素の和を8で割った余りを求めよ。

(3) 一辺1の立方体 OAPB-CQSR において,
AQt:(1t) に内分する点を T とする
(0<t<1)T を通り直線 OS と垂直な平面で立方体を
切った断面を DD と直線 OS の交点を H とする。
TH2 を求めよ。また 0<t1/2 のとき,D の周上の点
H の距離の最小値を求めよ。

難易度7/ 10計算量7/ 10目安35

複素数平面場合の数整数ベクトル 複素数の極形式、数え上げ、剰余分類、内積の利用

方針

(1) 偏角の等比数列和を偶数番と奇数番で引く。(2) 40,41 を含むかで4分類し,残り5項の部分集合を数える。(3) 互いに直交する3辺を基底にして H を内積から求め,対称性を使って断面境界までの最短距離を出す。

解答

(1) 分子と分母の偏角を等比数列として足すとarg(z2z4z2n)=18(132n)π,arg(z1z3z2n1)=38(132n)π.したがってα=14(132n)π.(2) 40,41 を含むか否かで分ける。
両方を含む場合の8の倍数はなく,どちらも含まない場合は
2551=26 個がすべて8の倍数である。他の2分類でも
8の倍数はないので,個数は26。
各分類の要素の和を8で見れば,余りはそれぞれ
5,7,4,0 だから,全体では 5+7+43(mod8)

(3) OA,OB,OC を互いに直交する単位ベクトルとする。OH=kOS とおき,
THOS を使うと
k=(t+1)/3 である。したがってTH2=23(t2t+1).0<t1/2 では対称な候補辺までの距離を比較すると,
最短点は辺 QU 側にあり,最小距離は66(t+1).

冊子PDFで見る上智大学の複素数平面の問題で問題集を作る

出典: 上智大学 2016年度 TEAP2数学(PM)(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。