方針
3枚選ぶ全事象は 6 枚からの組合せで数える。各カードの積の偏角は,実数カードは偏角0,3つの複素数カードはそれぞれ を与える。また原点からの距離は各カードの絶対値の積で決まる。
(1) 虚軸上にある条件は,積の偏角が になることを調べればよい。
(2) 距離が1になる条件は,絶対値の積が1になることを調べればよい。
解答
(1) 全事象は6枚から3枚選ぶので,通りである。
カードの偏角に注目する。実数の偏角はすべて0であり,,, の偏角はそれぞれ である。
3枚の積が虚軸上にあるためには,積の偏角が になればよい。よって,選んだ3枚のうち複素数カードの偏角の和が であればよい。
可能な組は次の2種類である。
- をもつカード1枚と実数カード2枚を選ぶ。実数カードは3枚あるから,通り数は 通り。
- と をもつ2枚と実数カード1枚を選ぶ。実数カードは3枚あるから,通り数は3通り。
したがって条件を満たすのは合計 通りである。よって求める確率はである。
(2) 原点からの距離は絶対値の積である。各カードの絶対値は である。距離が1となるには,積の絶対値が1でなければならない。
と2を同時に選ぶと,この2枚の積の絶対値は1になる。残る1枚は絶対値1のカード,すなわち の4枚から任意に選べる。したがって有利な組は4通りである。
さらに,絶対値1の4枚から3枚を選ぶ場合も,積の絶対値は1である。よってこの場合の有利な組は 通りである。
したがって有利事象は合計 通りである。よって求める確率はである。