方針
内分比から, を得る。点は直線上と直線上の2通りに表し、の係数を比較する。点も直線上と直線上の2通りに表し、同じく係数比較を行う。
解答
(1) はをに内分するので である。またはをに内分するので である。
点は上にあるから、ある実数を用いてと表せる。一方、は上にもあるので、ある実数を用いてと表せる。
係数を比較すると である。第2式からであり、これを第1式に代入すると となる。よってである。したがって である。
(2) は上にあるので、ある実数を用いてと表せる。または上にあるので、ある実数を用いてと表せる。
係数を比較すると である。第1式からであるから、 を得る。よって である。したがってである。
別解
解法2
方針
三角形を斜交座標で表し、、 とする。各直線を一次方程式で書けば、交点 は二元連立方程式だけで求められる。
解答
、 を基底とし、点を座標 で表す。このとき(1)
直線 、 の方程式はそれぞれこれらを連立するとよって(2)
直線 はまた は一直線上にあり、 だから両式を連立してしたがって
総評
難度5、計算量4。目安時間は16分。交点を2本の直線上の点として二通りに表し、係数比較で決めるベクトルの基本問題である。内分比を位置ベクトルに直す段階で, を取り違えると最後までずれる。で得た結果をの直線の表示に再利用すると、計算の流れが見えやすい。