方針
最初の3項はであり、和の条件からを得る。3項を並べ替えて等差数列にできる条件は、3項のうちどれか1つが残り2つの平均になることである。どの項が中央項になるかを3通りに分け、と和の条件を合わせてを決める。
解答
最初の3項は である。条件(i)より であり、特にである。
3つの数を並べ替えて等差数列にできるためには、そのうち1つが他の2つの平均になればよい。
まずが中央項なら である。で割ると すなわちとなる。これはを与え、条件に反する。
次にが中央項なら である。で割ると だから である。よりであり、和の条件から なので である。
最後にが中央項なら である。で割ると だから である。よりであり、和の条件から となるので である。
したがって求める組は である。
別解
解法2
方針
3数が等差数列である条件を「中央の数の2倍が両端の和」と書く。元の等比数列のどの項が中央になるかを3通り調べ、実数の公比と初項を決定する。
解答
3数 のうち、等差数列の中央に来る項を場合分けする。ここで であり、条件 から3項の和は順序を変えても変わらないから のときは 、 のときは なので
総評
難度5、計算量4。目安時間は16分。並べ替えて等差数列になる条件を「中央項は他の2項の平均」と言い換えるのが最初のポイントである。どの項が中央に来るかを3通りに分ければ、後は2次方程式と和の条件だけで決まる。は問題の条件で除外されているため、途中で現れても解に入れない。