方針
3回の出目を順序つきの通りとして数える。2回目までの結果で、3回目に12段目へ到達または通過できるものだけを列挙する。2回目で既に終了している場合は、3回目の出目は6通りすべて同じ終了済みの列として数える。
解答
3回の出目を順序つきで考えると、全体は 通りである。ゲームは12段目に達した時点で終了するが、3回分の出目列として数えれば、早く終了した場合は残りの出目を何でもよいものとして扱える。
2回目までの出目を調べ、3回目に終了できるものを数える。2回目までの出目、2回目後の段数、3回目に有利な目の個数は次の通りである。例えば2回目後に6段目にいると、3回目は6を出したときだけ12段目に達する。8段目なら4または6、10段目なら2,4,6で終了する。では2回目で既に12段目に達しているので、3回目の出目は6通りすべて許される。
したがって有利な出目列の総数は である。よって求める確率は である。
別解
解法2
方針
2回後の段数ごとの経路数だけを集計する。3回目に12段以上へ届く状態では必要な偶数の出目を数え、2回で既に12段へ着いた経路も加える。
解答
3回の出目列は全部で 通りである。階段を下りて0段未満になる場合は0段に戻るという規則に従い、2回終了時に3回目で12段へ届き得る段数だけを集計するとである。対応する出目列はとなる。
さらに の1通りは2回で12段に着くので、3回目の出目によらず成功する。したがって成功する長さ3の出目列は通りである。求める確率は
総評
難度6、計算量5。目安時間は20分。3回以内に終了する事象を、3回分の出目列として統一して数えると整理しやすい。早く終了した場合の残りの出目を何通りと数えるか、下りるときに0段目へ戻る条件をどう反映するかが要点である。表の各行は到達可能な2回目後の段数ごとにまとめてあり、数え漏れを確認しやすい。