方針
(1) は平面 の法線が であることから、平面方程式 を作る。内分点 を求め、法線方向に平面まで下ろして を出す。(2)は重み付きの中点公式を使い、 定数の形に直す。あとは点 から平面 までの距離を求めればよい。
解答
(1) であるから、点 を通り に垂直な平面 は である。
点 は線分 を に内分するので である。したがって である。 から平面 へ下ろす垂線は法線方向 に平行であるから とおける。 が 上にある条件は である。よって から である。したがってである。
(2)
重み付きの中心 を考える。計算すると である。任意の点 について が成り立つ。ここで であり、、 だから である。
したがって、 を最小にするには、平面 上の について を最小にすればよい。これは から平面 へ下ろした垂線の足で起こる。
点 について であるから、平面 までの距離の2乗は である。よって求める最小値は である。
別解
解法2(平面上の座標で平方完成)
方針
平面 を と表して点 の自由度を2つにする。(1)は法線方向への射影を計算し、(2)は目的式を の正定値2次式として展開して平方完成する。
解答
(1) だからまた垂線の足を とおく。 よりしたがって(2)
とすると である。これを直接代入して整理するとと置けばここでであり、等号は のときに成立する。よって最小値はである。
総評
難度6、目安時間28分。文系後期第4問の中点を、重み の中心へ一般化した問題である。(1)は射影計算を丁寧に行えばよい。(2)は を点 からの距離に変換できるかが勝負で、展開してもよいが、重み付き中心を使うと計算がかなり短くなる。 重み付き中心による解法に加え、平面の式を代入して正定値2次式を平方完成する独立答案も用意した。