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東北大学 2013年度 前期日程 第2次学力試験理系数学 第2問

四面体OABCにおいて,OA=OB=OC=1とする。

AOB=60BOC=45COA=45とし,
a=OAb=OB
c=OCとおく。
Cから面OABに垂線を引き,その交点をHとする。

(1) ベクトルOHabを用いて表せ。

(2) CHの長さを求めよ。

(3) 四面体OABCの体積を求めよ。

難易度5/ 10計算量5/ 10目安18

ベクトル 内積の利用ベクトル成分計算体積計算

方針

垂線の足 H は面 OAB 上にあるので、OH=xa+yb とおく。CH が面 OAB に垂直であることを、ab の両方との内積が 0 である条件に直す。高さ CHOC2=OH2+CH2 から求め、体積は底面 OAB と高さで計算する。

解答

(1) OH は面 OAB 上のベクトルであるから、OH=xa+yb とおける。与えられた角度からab=cos60=12,bc=ca=cos45=22である。 CH が面 OAB に垂直であることは、(cOH)a=0,(cOH)b=0と表せる。したがって 22x12y=0,2212xy=0 である。両式を解くと x=y=23 を得る。よってOH=23a+23bである。

(2) OH2 を内積で計算すると、OH2=23a+23b2=29+29+22912=23である。CHOH であり OC=1 だから、直角三角形 OCH において CH2=OC2OH2=123=13 である。したがって CH=33 である。

(3)
底面 OAB の面積は12OAOBsin60=121132=34である。高さは (2) の CH なので、四面体 OABC の体積は 133433=112 である。

総評

難度5、目安時間18分。面への垂線を扱う標準的な空間ベクトル問題で、採点の中心は Hxa+yb と置き、垂直条件を2本の内積方程式にする部分である。OH2 の計算では ab=1/2 の交差項を落としやすい。最後は底面積と高さを分けて、四面体の係数 1/3 を忘れずに付ける。

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出典: 東北大学 2013年度 前期 数学(大学公式の問題PDF)。問題文はHTML表示のために再入力・数式組版しています。