方針
部品数は負でない整数なので,まず方程式を立てる。係数のうちが3の倍数であることから,が3の倍数に限られることを使って候補を絞る。あとはについて一次方程式を解き,が負でない整数になるものだけを残す。
解答
残った部品A,B,Cの個数をそれぞれとすると,ネジの総数は である。ここではいずれも3の倍数なので である。だから である。
またよりである。したがって だけを調べればよい。 のとき すなわち である。を調べると,が整数になるのは である。 のとき すなわち である。これを満たす負でない整数解は である。 のとき すなわち である。これを満たす負でない整数解は である。
以上より,求める組は である。
別解
解法2
方針
をからまで固定し,を解く。法9での合同類を一意に定め,さらにを使うと,各について候補は高々1個になる。表で全候補を確認して漏れを防ぐ。
解答
ネジの総数からであり,は負でない整数である。よりだけを調べればよい。とおくと法で考えるとであり,だからとなる。またなので,各で候補となるは高々1つである。したがって求める組はである。
総評
難度3,計算量3。目安時間は10分。立式が最低限の得点点で,その後は一つの変数を合同式で絞ると漏れなく短く処理できる。解法1は法3でに絞り,解法2は法9で各に対するを高々1個にする。易しい整数問題ほど,非負条件と上限を先に書き,最後に4組を元の式へ代入して検算することが取りこぼし防止になる。