方針
真数条件から を確認し、 とおく。底が より大きいか小さいかで不等号の向きが逆になるため、 では 、 では を調べる。
解答
(1)
真数条件はであるから、 である。 とおけばとなる。
のとき、対数関数は増加するのでしたがって 、すなわちである。
一方 のとき、対数関数は減少するのでこれを満たすのは だけである。 は等号になるため除く。よってである。
(2)
一般に真数条件からである。
のときは を満たす整数 が必要である。 では候補がなく、 では に対して等号になる。 なら とすればとなる。
のときは が必要である。 では不可能であり、 なら とすれば となる。したがって、どちらの場合も必要十分条件はである。
別解
解法2(二次式の端の符号を見る)
方針
区間 で を考える。 はこの区間で狭義単調増加するため、整数点で または が実現する条件は両端に最も近い整数だけで判定できる。
解答
(1)
真数条件は である。またとおく。
では が必要なので、真数条件と合わせてしたがって である。 では が必要なのでしたがって である。
(2)
一般にとおくと、 ではである。よって は狭義単調増加する。
では となる整数点が必要である。最大の候補 においてだから、存在条件は である。
では となる整数点が必要である。最小の候補 においてだから、やはり存在条件は である。
総評
難度5、目安時間18分。真数条件と、底が より大きいか小さいかによる不等号の反転が核心である。 の場合、 は という等号なので含まれない。(2)は候補整数の端を代入すれば必要十分性まで短く示せる。