方針
8本の辺を成分で加えて閉曲線であることを示し、頂点座標を表にして面積公式を適用する。
最後は面積と対角線長の2式から と を決める。
解答
(1)
であるからよって となり、 である。
(2)
とおくと、各頂点はとなる。多角形の面積公式に代入して整理するとしたがってである。
(3)
よりまた なのですなわち2式の差から 、さらに を得る。
よって よりである。
辺の向きと8角形
別解
解法2
方針
頂点座標をすべて書かず、閉多角形の面積を辺ベクトル同士の行列式の和で計算する。
奇数方向同士、偶数方向同士、異なる種類の組に分けて係数を集計する。
解答
(1)
辺ベクトルを順に とする。
奇数番目の4本の単位方向ベクトルの和と、偶数番目の4本の和はそれぞれ なのでよって である。
(2)
原点から出発する閉多角形についてが成り立つ。実際、 を
面積公式へ代入すれば得られる。方向角の差を使って組を集計するととなる。したがって(3)
最初の4本の辺を加えるとよって面積条件と長さの条件はここから , を得る。
は正なので、和と差を復元してしたがってである。
総評
難度は6、計算量は6。閉曲線の確認、面積係数、対角線の座標を独立に再計算した。特に面積の交差項が であることを、座標法と辺ベクトル法で照合した。2解法の結論を照合し、条件の必要十分性、端点、符号、定義域、等号成立条件を再確認した。図は論証を補助するものに限定し、図の縮尺に依存しない式による説明も併記している。