方針
辺 の中点を原点に置き、 を座標軸に取る。 はともに から距離2なので、 の垂直二等分平面上にある。さらに を満たすように を対称に置けば、外接球の中心も対称性から1本の直線上に限られる。最後は を立てて中心の位置を決め、半径を求める。
解答
座標をとおく。このとき である。
点 はともに から距離2にあるので、 の垂直二等分平面、すなわち平面 上にある。さらに であるから、 を対称に と置ける。実際、 かつ であり、 についても同じである。
外接球の中心を とする。 から等距離で、かつ からも等距離でなければならないので、対称性から とおける。条件 より である。右辺を展開すると だから すなわち となる。よって である。
したがって半径 はを満たす。半径は正なので である。
別解
解法2(2組の中点を結ぶ)
方針
辺 の中点を とする。
対称性により外接球の中心は直線 上にある。
直角三角形から を求め、中心から2種類の辺端点までの距離を等置する。
解答
辺 の中点をそれぞれ とする。
はともに から等距離にあるので、
は の垂直二等分面上にありまた である。直角三角形 からさらに直角三角形 からしたがって である。
外接球の中心 は、 を交換する対称性と
を交換する対称性から直線 上にある。
とおくと であり、 よりしたがって である。よって半径は正なので
総評
難度5、計算量4。空間図形だが、距離条件が対称なので座標化すると短く処理できる。採点上は、 を の垂直二等分平面上に置く理由、外接球の中心が と置ける理由、 から中心を決める計算を明記したい。よくある誤りは、四面体の高さと外接球の半径を混同すること、また の条件を座標に反映し忘れることである。目安は12分程度。 2つの解法は標準的な答案手順と、別の構造から検算できる経路に分けた。必要性と十分性、等号条件、範囲を明示し、積分・総和・極限と主要な分数は読みやすい表示形式に統一した。